

ニパウイルス(Nipah virus)ってなに?
昨年末よりニュースなどで話題になっている「ニパウィルス」
私たちにはあまり馴染みがありませんが、一体どんな病気で、どんな症状が出るのか?
WHO(世界保健機構)などの情報をもとに以下の通りまとめましたので、ご参考にご覧ください。
■ニパウィルスって どんな病気?
・動物由来:主に果物を食べるコウモリ(フルーツコウモリ)で、人にも感染する 人獣共通の感染症
・感染すると 発熱、頭痛、意識障害などの脳症状 や 呼吸器症状(咳・呼吸困難) が出ますが、無症状の場合もあり
・潜伏期間: 致死率40〜75% と非常に高い

■ 感染源・感染経路
・主な感染源:
🦇フルーツコウモリ(オオコウモリ)
・感染経路:
🦇感染した コウモリ・豚・馬などとの接触
🍎コウモリの唾液や尿で汚染された 果物や生のナツメヤシ樹液 の摂取
👤人から人への直接感染(家族・医療従事者への伝播が確認されています)
■ 発生地域
1998年、マレーシアの豚農家で発生。その後はバングラデシュ、インド、マレーシア、フィリピン、シンガポールでの発生が報告されています。なお、バングラデシュではほぼ毎年、インドでも散発的に発生中です。
昨年12月、インドのベンガル地方で発生のニュースを受け、近隣国含め、タイなどの主要空港でも入国時の検疫が強化されるなど、警戒をしています。
現時点(2026年2月)において日本、タイ、ミャンマー、ラオスでの発生報告はありませんが、人の往来も多くなる時期であるため、日本の外務省からも注意が呼びかけられています。
■ 予防・治療法
現在、特異的な治療薬やワクチンは開発されていません。そのため、早期の 集中治療・対症療法が肝心となっています。
予防法としては、一般的な感染症と同じく清掃消毒、手指衛生、過密・換気不良の環境を避けるといった基本的なことを行っていきましょう。
<参考>
WHO(世界保健機構) 2026年1月26日:Fact Sheetより
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/nipah-virus
外務省 海外安全ホームページ 2026年1月27日の記事より
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=162324
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⚠本ブログの情報は、一般的な内容を分かりやすくまとめたものです。
情報は常に更新されておりますので、ご自身でもWHOや外務省から出される情報を確認されるとともに、疑わしいご症状がある場合は最寄りの医療機関にご相談ください。
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